あなたに似合う色をチェック! パーソナルカラー診断とは? 効果やメリットを踏まえ解説

パーソナルカラー4タイプ別の人物イメージ

雑誌やSNSなどで目にする「パーソナルカラー診断」パーソナルカラーとは、髪、瞳、肌といったその人の生まれ持った色に合う、魅力を引き出す色のことです。パーソナルカラー診断を受けると、自分に似合う色がわかり、美肌見えの効果をはじめとした複数のメリットが得られます。

こちらのページでは、そんなパーソナルカラー診断のメリットやパーソナルカラーの分類などの基礎知識を詳しく紹介していきます。

パーソナルカラー診断とは

洋服を選ぶ際に、「この色は自分に合わないな」「この色は顔色が悪く見える」と感じたことはありませんか? それは、その洋服が自分のパーソナルカラーに合わなかったせいかもしれません。

パーソナルカラー診断は、個人の瞳や肌、髪の色に合わせて、その人に最適な色を見つけ出す診断方法です。単純に「ブルーが似合う」と判断するのではなく、具体的に「緑みのあるブルーが合う」「彩度の高いブルーが合う」といったように、細かく導き出していきます。

似合う色がわかることによって、普段のファッションやコスメ選びに活かせます。 また、パーソナルカラーは基本的に一生変わらないと言われていましたが、色素によって 変動するため10年に1度のスパンや似合う色味がしっくりこなくなったら再診がおすすめです。

パーソナルカラーは4つに分かれる

イエベ春、ブルベ夏、イエベ秋、ブルベ冬の人物イメージ

パーソナルカラーは、春夏秋冬と4つのシーズンになぞらえてタイプが分かれています

春タイプは春に開く花のようなクリアで明るい色調夏タイプは初夏や梅雨の景色を彷彿とさせる涼しげなパステル系の色調です。秋タイプは秋の紅葉のような深みのある彩度の低い色調冬タイプは冬のピンとした空気感を思わせる原色に近いハッキリとした色調を指します。

また、明度・彩度・清濁で言うと、春タイプは澄んだ清色で高明度・高彩度夏タイプは濁った感じのある濁色で低彩度ですが明度は高め秋タイプは濁色で低明度・低彩度冬タイプは清色で低明度ですが彩度は高い色が当てはまります。

タイプ 色調 色イメージ
春タイプ クリアで明るい 澄んだ清色で高明度・高彩度
夏タイプ 涼しげなパステル系 濁った感じのある濁色で低彩度、明度は高め
秋タイプ 深みがあり低彩度 濁色で低明度・低彩度
冬タイプ ハッキリとした原色に近い色 清色で低明度、彩度は高い色が特徴

パーソナルカラー診断のメリット5つ

パーソナルカラー診断を活用すれば、自分に調和する服やメイク、髪の色がわかるようになります。似合う色を選ぶことで、下記のような4つのメリットが期待できるでしょう。

1. 小顔効果

パーソナルカラーにマッチした色を身につけることで、顔のフェイスラインが引き締まり、奥行きが出たような印象に。さらに、シェーディングがナチュラルに入っているように見え、立体感のある美しい顔立ちを演出します。周りからの評価も高まり、自信を持った笑顔を作れるでしょう。

2. 美肌効果

適切なパーソナルカラーを選ぶことで、肌の表面にツヤ感が出ます。シミやくすみといった肌のお悩みが目立ちにくくなり、明るい表情を引き立てます。肌色がより均一に見え、自然な美肌を手に入れることができるでしょう。

3. 目をキレイに強く見せる効果

適切なカラーパレットを選ぶことで、目力が増して感じられます。白目がより白く見え、健やかで美しい印象を与えることができます。目元が引き締まり、魅力的な眼差しになるでしょう。

4. 好印象を与える効果

パーソナルカラーに基づいた色は調和が取れているため、肌や髪が艶やかで清潔に見えます外見全体が引き締まった印象になるでしょう。周囲の人々に良い印象を与えることができ、自信を持ってコミュニケーションを取れるだけでなく、自分自身もパーソナルカラーに合った服やメイクを選ぶことで、自己表現が豊かになります

よく言われるイエベ・ブルベとは!?

パーソナルカラー診断に使用するドレープ

パーソナルカラーは、基調となる色をもとに2つのアンダートーンに分かれます黄色よりの暖かみのある色が「イエローベース(イエベ)」、青色よりの涼しさを感じる色が「ブルーベース(ブルベ)」です。パーソナルカラーの認知度が上がるにつれ、「イエベ」「ブルベ」という言葉が使われる機会が増えています。

パーソナルカラー診断で言うと、春と秋タイプがイエベ、夏と冬タイプがブルベです。パーソナルカラー診断を活用すると、イエローベースの色が似合う方は血色の良いイキイキとした印象、ブルーベースの色が似合う方は血色を抑えたスッキリとした印象を与えられます。

自分がイエベかブルベかを判断する方法としては、肌の色や手首の血管の色を見るといった内容が紹介されていることがあります。しかし、これらは判断基準の1つであって、実際のところはドレープをあてないと判断が難しいものです。そのため、パーソナルカラー診断に興味のある方は、セルフチェックだけでなくぜひサロンでの診断もためしてみてくださいね。